「味覚」を表現する言葉のうち、生活者が普通に使っているものはいくつあるでしょうか。 美味しい、コクがある、上品な味、さっぱりしている等、それほど多くはないかもしれません。 しかし、実際には言葉にできないだけでもっと豊かな感覚を楽しんでいる可能性はないでしょうか。
また、優れたデザインを表すとき、例えば「官能的なデザイン」などと表現することがあります。しかし、私たちは官能的とはどういうことか、どれくらい理解、共有できているでしょうか。
私たちの認識や行動の多くは無自覚的で、自覚できているのは全体のほんのわずかにすぎないともいわれています。そして、ほんのわずかであっても、感覚的なことや抽象的な概念などを言葉で表現するのは簡単ではありません。
しかし、こうした無自覚の領域や、言語化が難しい領域にこそ、生活者のこころを動かす、これからのビジネスの鍵が隠されているのです。



